レーザー脱毛の副作用ってありますか?
2014年6月19日
ココ さん ( 30歳 ・ 女性 ) からの質問
医療機関で行うということで、安心安全なイメージがありますが、副作用というものはあるのでしょうか?
答え
副作用が無いといいたいところですが、どんなものにも副作用はつきものです。しかし、それらについてはまずしっかりと使用方法や服用方法を守ったり、事前の対策や事後ケアを充分に行ったりすることで、深刻な影響に至らず無害なレベルに抑えることは容易であると思いますし、レーザー脱毛についても同じことが言えます。過剰に心配するには及びませんのでご安心いただければと思います。
まず、代表的な副作用(副反応と呼ばれることもある)についてですが、最も多いのは肌の赤みです。程度が甚だしくなると熱傷・ヤケドと診断されることがありますが、レーザー脱毛の場合には、医師が毎回肌の状態をチェックしたうえで、患者様の肌コンディションに合った適切な照射レベルのレーザーを当てるので、ヤケドまで行ってしまうことはほとんどなく、ムダ毛の毛包部を焼くためのレーザーの熱で肌が多少ひりつき、赤みを帯びる程度であり、基本的には自然にひいていくものとご理解ください。
最新の脱毛機であれば施術中に冷却ガスで施術部をしっかり冷やすので赤みへのリスクが低減していますし、施術後のクーリングもしっかりと行われるので、自然と赤みは引いていきます。万が一、なかなか赤みがひかない場合は、クリニックに相談してください。医師が診察したうえで、アフターケアとしての治療を、無料で行ってもらえる場合がほとんどです。
また、赤み以外の副作用として稀にみられるのが、産毛の硬毛化や多毛化です。
簡単にいいますと、レーザー光線への反応で産毛が増えたり、毛質が硬くなったりすることです。未だに発生原因が詳しく分かっていませんが、出力が関係していると言われており、肌と毛の状態を医学的に診断しながら出力を変化させて適切な強さで照射を行っていく必要があります。
しかしながら、レーザー脱毛の場合には発生率はごく稀であり、医師対応が可能であるので安心です。同じ現象がエステの光脱毛で発生しても医療措置はとれません。ですので、副作用を気にするのであれば、医療レーザー脱毛が適していますし、合理的な判断といえるでしょう。
繰り返しますが、副作用に対して過剰に不安になる必要は全くありません。まずはお気軽にクリニックのカウンセリングなどで確認してみましょう。きっと発生リスクの低さや発生時の対応の充実などから、ご安心いただけるのではないかと思います。