脱毛テープが使ってみたいけれど、どんなデメリットがありますか?
2014年5月1日
☆ E r i n a ☆ さん ( 21歳 ・ 女性 ) からの質問
もう夏も近いのでそろそろ脱毛したいと考えているのですが、手っ取り早く脱毛できる方法がないかと探しています。脱毛テープがよさそうだなと思うのですが、まだ使ったことがありません。使う前に知っておくべきデメリットなどはありますか?
答え
脱毛テープは昔からある脱毛方法で、今でも一定の人気があります。一度に広範囲の脱毛が短時間で出来てしまうので、急いで脱毛したいときには魅力的な手段に思えますね。
しかしながら、脱毛テープによる脱毛は正確にいえば「抜毛」であり、毛を抜いているだけなのでレーザー脱毛のような再生不能にする施術とは根本的に違いますのでご注意ください。
永久脱毛的な効果は期待できないということです。
その他のデメリットと言いますと、テープを剥がす際のお肌や毛穴に対するダメージでしょう。もちろん痛みをともないますのでそれもデメリットに入ると思います。
肌にテープを貼って剥がすことでムダ毛を抜くことになるのですが、ムダ毛と一緒に乾燥や細菌などからお肌を保護している角質層細胞やセラミドまで剥ぎ取ってしまうことになるので、お肌へのダメージは非常に大きいといえます。
そういったお肌への負担やダメージが、毛嚢炎(もうのうえん)とよばれる赤い湿疹や、埋もれ毛、色素沈着・黒ずみなどを引き起こしてしまう可能性があるのです。また、剥がす際の肌ダメージは毛穴にも影響がございますので、毛穴が開きすぎたり鳥肌のようにブツブツになってしまう可能性もあるので注意が必要です。
効果が一時的であるだけでなく、上記のような肌への負担も大きいことから、太鼓判を押しておすすめできる脱毛方法とは言い難い部分があります。
薄着の時期に突入し始めているので、脱毛について焦る気持ちがあるのは理解できますが、診察や治療など、医学的アフターケアもしっかりとしていて効果も高く、永続性も期待できる医療レーザー脱毛も是非ご検討いただければと思います。
美白や毛穴の引き締め効果も期待できますので、お肌への影響を心配される方にはぴったりだと思いますよ。