薬を飲んでいてもレーザー脱毛や光脱毛を受けることはできますか?
2014年4月10日
のろろん♪ さん ( 20歳 ・ 女性 ) からの質問
皮膚に直接関係のない内服薬ですが、常用している薬があります。そういった場合でも、レーザー脱毛や光脱毛を受けることは出来るのでしょうか?
答え
薬剤によっては皮膚に直接塗るものでなくても、あるいは効果が皮膚に現れるお薬でなくても、脱毛の施術が受けられなくなる場合が稀にあります。代表例としては光線過敏症などが挙げられると思います。
光線過敏症とは、肌に当たった光線に対して、身体が過剰反応を起こしてしまう症状のことです。具体的には、光線を当てた部分が赤く腫れたり、水膨れや蕁麻疹が出るなどの皮膚疾患が現れます。
光線過敏症の可能性が懸念されるお薬として、三環系抗うつ薬、抗不安薬、抗生物質、経口抗真菌薬、抗がん剤、解熱剤などがあります。これらをご服用の場合は、脱毛の施術を受ける前に必ず医師に相談されることをおすすめ致します。
しかし、通常ですと光線過敏症は紫外線などと同等の波長域(不可視光線)の場合に起こり得る症状であり、医療レーザーや光脱毛で用いられる光線では起こりにくいと考えられています。ですので、あまりナーバスになられなくても良いのではないかと存じます。いずれにしましても、一度クリニックもしくは皮膚科医にご確認をされてから、脱毛のカウンセリングをお受けになられるのが良いと思います。
また、もし万が一にも症状が出てしまった際には、医療機関のほうがスムーズに診察・治療などの対応をとってもらうことが出来ます。ですので、エステサロンの光脱毛ではなく、医療レーザー脱毛をお受けになることをおすすめ致します。