医療脱毛の歴史と次世代医療レーザー脱毛機器について
2014年12月2日

私たち美容外科形成外科川崎中央クリニックでは、医療機関のみ使用が認められている医療レーザーを使用しており、日本医学脱毛学会認定レーザー脱毛士である女性看護師が照射漏れなく丁寧に照射いたします。
患者様それぞれの毛・肌質に合わせてレーザーを細かく設定しますので、敏感肌や自己処理による埋没毛や色素沈着のある方も安心して受けられます。
医療脱毛の歴史と、合わせて当院に導入いたしました次世代型医療レーザー脱毛機器・メディオスターNeXTについて、詳しくご説明させていただきます。
医療脱毛の歴史について
脱毛と言えば、以前は針脱毛が主流でした。しかしながら針脱毛の施術には時間がかかりますし、施術をした跡が赤く腫れるなどといった肌のトラブルも起こりやすく、施術者にはかなりの技術が要求されていました。
そのような中で新しい技術としてレーザーが登場し、医療用のレーザーを使った治療からレーザー脱毛は誕生しました。レーザー治療は主にあざやホクロを除去する治療に用いられていたものであり、あざやホクロに照射することによって焼き取っていました。その中で、レーザーを照射した部分については毛が生えていないという事が判明しました。脱毛する為には、毛を再生する働きがある毛乳頭を破壊する必要があると考えられております。ですが、従来使われていたレーザーでは、毛乳頭を効果的に破壊できないケースやレーザーが強すぎて肌を赤く腫らしてしまうなど、失敗が続いていました。
次世代の医療レーザー脱毛へ
近年は医療の発達により肌への負担を抑えるレーザーが多く採用され、美容外科や美容皮膚科で導入され「医療レーザー脱毛」という言葉も浸透してきました。従来の脱毛では毛根の毛母細胞から毛の元となる細胞が発生しているという考えで、毛根部分の黒い色に反応するレーザーを使用し、細胞を破壊することで脱毛を行うといった方法が主流でした。
しかし、最新の毛髪研究から生まれた理論では、皮脂腺の下にあるバルジと呼ばれる部分(毛の種をまく発毛因子)から毛の発毛因子が出ていることが明らかになっております。通常の医療レーザー脱毛では1~1.5ヶ月の間隔で毛周期に合わせて脱毛しますが、それのみでは毛は再生してしまうのです。そこで当院ではバルジ(毛の種をまく発毛因子)も破壊し、より短時間で効果的な脱毛ができる次世代型医療レーザー脱毛機器・メディオスターNeXTという最新脱毛機器を導入いたしました。
次世代型医療レーザー脱毛機器メディオスターNextとは
メディオスターNeXTは従来の脱毛レーザー機器と比べ、毛の焦げや皮膚の赤みや浮腫がほとんどないのが大きな特徴です。また、強力な冷却装置を搭載しているので皮膚表面を守り、痛みはほとんど感じずに脱毛することができます。
メディオスターNeXTのダイオードレーザーは、810 nm,940 nmの2種類の波長を照射することができますので、治療過程によって複数台のレーザー機器を使用せずに1台で高い脱毛効果を得ることが可能となりました。アジア人に合わせた深部に到達する940nmの波長のダイオードレーザーなので、効果的に短時間で広範囲の治療が可能となっております。
また、搭載された強力な冷却装置で皮膚表面を守りながら5,900本の光ファイバーで肌に接触した状態で照射ができますので、空気中や皮膚表面で乱反射することなく効率的にエネルギーを届けることができます。収束された光ファイバーで均一な照射面を形成することで高い安全性を確保、さらに美肌効果も期待できます。
さらに、従来の医療レーザー脱毛の場合は基本的には1~1.5ヶ月の間隔で通わなければいけませんが、メディオスターNeXTの場合は、直接バルジ(毛の種をまく発毛因子)へとアプローチしますので、休止毛でも施術可能となり治療時間の短縮ができます。従来の医療レーザー脱毛機器では脱毛が難しいと言われていた、日焼け・色黒の方やどんな肌質の方でも対応可能となっており、従来は回数が多くかかっていたデリケートゾーンやヒゲなどの部位に関しても、少ない回数で効果を出すことができます。
私たちは15年間の膨大な症例数と日本医学脱毛学会にて定期的な技術の習得と新たな情報の収集を常に行い、患者様が安心して施術を受けられるように努めておりますので、どのようなお悩みでもお気軽にご相談ください。
川崎中央クリニックでは、最新の医療レーザー脱毛器・メディオスターNeXTによる「痛みが少ない」「スピードが早い」脱毛の無料カウンセリング予約を行っています。
※記事内容は執筆医師による見解です。医療脱毛ナビによる検証等を負うものではありません。